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定刻を少し過ぎた頃にステージにメンバーが登場しだした。まずはベースの音が鳴り響く。かなりでかいな〜。そしてベースにドラムが加わりギターのノイズがかぶさり短いイントロダクションに続いてライブがスタートした。1曲目は「カモフラージュ」。待ちに待ったサード・アイ・ブラインドのライブをみんな手拍子で迎え入れる。 僕は今日初めて見る彼らのライブを、そして昔からのファンは久々の新作『アーサ・メイジャー』をリリースして戻ってきた彼らを心待ちにしていたのだ。小さなライブハウスなのにドラムの音がよく響いてきて気持ちいい。そして次の曲は「ファスター」、「ルージング・ア・ホール・イヤー」と立て続けにライブは続いていく。ミドルテンポのこの曲を、ずっしりしたドラムとブイブイ太い音を鳴らすベースがさらに際立たせる。CDとはまた違ったロックならではの荒々しさがありながらみんなでシンガロングできる、初めて彼らのライブを見たけども、CDで聴くよりももっと荒々しくロックしている彼らのサウンドに一発で引き込まれた。

(C)Yuki Kuroyanagi

そしてようやく最新作『アーサ・メイジャー』からの楽曲が演奏された。その曲は「レッドスター」だ。(ボーナストラックだけど)そしてドラムのビートに導かれて演奏されたのはその最新作の1曲目、「キャン・ユー・テイク・ミー」。そう、この曲が聴きたかったんだよな〜。新曲なのに新曲とは思えないほどみんなが歌っている。うん、いいな〜こういうライブ。新曲もなじみの曲も関係ない、サード・アイ・ブラインドのサウンドが聴きたいんだ!

※写真は2010年5月31日 Zepp TOKYOで撮影されたものです。


 
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『このアルバムでは世の中で起きていることに関する俺の気持ちや感情を表現したんだ。』
by スティーヴン・ジェンキンス

<夏フェス直前スペシャル!!>
いよいよ夏フェスが始る。もしあなたがフジ・ロックに行くのなら是非、このバンドをチェックして欲しい。行かない、もしくは行けない人はこのバンドの曲に触れてみて欲しい。このバンドの熱狂的ファンの人は彼らと一緒に弾けて欲しい。このバンドとは、サード・アイ・ブラインドのことだ。90年代の米音楽シーンを面白くしてくれたバンドであり、そのメロディは一度聴くとまた聴きたくなるほどに。また先頃、6年ぶりに『アーサ・メイジャー』というゴキゲンなアルバムを出した彼ら。今回、そのフロントマンであるスティーヴンとついにご対面となった。その内容たるやバラエティーに富んでいる。彼の頭の中に少しだけインしてみた。

—前置きとしてー

このインタビューに入る前に、私とサード・アイ・ブラインドの関係を述べておこうと思う。私は90年の終わりにアメリカにいた。その頃は、車でラジオをつねに聴きまくっていた。そのラジオからよく流れていた曲のひとつが『セミ・チャームド・ライフ』(今回やっとこの曲タイトルを知ることになる)だったのだ。ゴキゲンなチューンにノリノリだったにも関わらず、曲名もバンド名を知ることはなかった(当時の私のヒアリング力では聞き取れなかったし・・)。あれから10年以上の歳月が流れ、時折、あの曲はなんていう曲だったけ?と思い出しながらも、そのままになっていた。そして、彼らの6年ぶりの新作『アーサ・メイジャー』と素晴らしいベスト盤がレーベルさんから届けられて「ああ!!!この曲!!」となり、取材となる。話はそこから始った・・。

 

まず、お詫びをしなきゃ。じつは、今回のアルバムを渡されるまで、サード・アイ・ブラインドというバンドを知らなかった。でも、90年代の終わりのアメリカでの私の思い出の曲として“セミ・チャームド・ライフ”があり、“ネヴァー・レット・ユー・ゴー”もあり・・。でも、その曲の正式なタイトルもバンド名も知らずにいて・・。当時はなんだかんだとあり、そして月日が流れ、ミュージック・ギアを立ち上げ、思い出の曲を歌っているアーティストに出会うって、まさしく意味のあるタイミングなんだなぁ〜と(笑)

スティーヴン・ジェンキンス(以下、スティーヴン):わぉ。そうだったんだ。ありがとう!素晴らしいね。その頃は確かにラジオで何度も流れていたと思うよ。インタビューにそういうバックグランドがあるって面白いよ。巡り巡って今ってことだ(笑)。


 
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ハーイ、ミュージックギアを観ているみんな、Third Eye Blindのスティーブンだよ。

日本のツアーの感想をお聞かせください。

最高だよ。The HIATUSとのジョイントツアーはすごく楽しいよ。彼らは本当にグレイトでオープンな奴らで、特にTakeshi(ボーカル&ギターの細美武士)はサンフランシスコで産まれ育ったこともあって、音楽の土壌が俺らと同じなんだよな。あと、いつも日本のファンは素晴らしいよ。みんなとても寛大でホスピタリティに溢れているのでいつも居心地がいい。だから今回もすごく楽しんでるよ。

日本ツアーの後の予定

この後は、アメリカでフェスティバルツアーに参加する予定なんだ。ツアー中はサーカス用のテントを張り、日中はテント内でアルバム作成に取り組みながら夜はライブを行い、それを3週間続ける。で、そのツアーが終わったら再び日本に戻ってきてフジロックフェスティバルに参加するんだ。で、その後は北朝鮮の邪魔が入らなければ、韓国・ソウルのツアーが待っているんだ。まあ、実際、邪魔が入ろうとなかろうとソウルではツアーを行うけどね(笑)。で、その後はインドネシア、ハワイというスケジュールだな。そしてそれらのツアーがすべて終わったら、新アルバム”Ursa Minor”を今秋、もしくは来年の1月にリリースする予定なんだ。我々のバンドの話をテーマにした映画が来年の1月に放映される予定だから、新アルバム”Ursa Minor”も同時にリリースできればいいなと思っているよ。

日本のファンへのメッセージをどうぞ。

日本のファンのみんな、こんにちは!Third Eye Blindのスティーブンです。再び日本のみんなに会うことができて本当に嬉しいよ。名古屋、大阪と楽しい時間を過ごし今東京にいるんだけど、昨日食べたラーメンは今まで食べた中で最高だったよ!本当に美味しかったので、またぜひ食べたいと思ってる。そして、ライブを観に来て下ったファンのみんな、ありがとう!フジロックでまた会おうぜ!

「キテクレテ、アリガトウ!」

アーサ・メイジャー / サード・アイ・ブラインド

発売日:
2010-04-21
定価:
¥ 2,580
レーベル:
ワーナーミュージック・ジャパン
JAN/EAN:
4943674096060
 
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明日、サード・アイ・ブラインドを取材します。

このバンド知ってます?
私は不覚にも知らなかったんですよ・・と書くところが、なんと曲はよく知っていました。そう、申し訳ないと思うんだけど、バンドと曲が一致しなかった。
知ってる曲というより、知ってる曲があり過ぎです!
20世紀が終わろうとしている頃のアメリカのロックをチェックしてた人は知ってると思うんだけど・・もしかして私みたいな人もいるかと思ったのだぁ〜。

ほら、この曲

彼らのデビューアルバムからの大ヒット曲「セミ・チャームド・ライフ」です。

そして「ネバー・レット・ユー・ゴー」です。

その他もたくさん知っていました。
バンド名を覚えず、ごめんなさい。
当時、彼らの曲はアメリカでよく流れていたので、明日、楽しみです。


 
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サード・アイ・ブラインド、90年代後半のオルタナロックをあまり聴いてこなかった僕にも彼らの名前はしっかりと頭の中に刻まれていた。久しぶりに彼らの名前を聞いたと思ったら、なんとこの彼らの4枚目のアルバム『アーサ・メイジャー』は実に6年ぶり(本国アメリカでのリリース2009年換算なので、日本リリースの2010年を基点に数えるとなんと7年!)となるアルバムだ。そんな久しぶりのアルバムはギターアンプにプラグを差し込むノイズからスタートする「キャン・ユー・テイク・ミー」からはじまる。そう、まるで久々に集まってジャムをしているかのような清々しい雰囲気のこの曲は、バンドで音を合わせるのが本当に楽しいんだなと思わせてくれるぐらいの初々しさが詰まっていて、しかも聴きながらジャンプしたくなるサウンドはまさにアメリカのロックサウンド!続くファースト・シングルの「ドント・ビリーヴ・ア・ワード」の爽快感もたまらない。デビューから10年以上もたったベテランバンドなんだけれど、初々しいまでの爽快感はこのアルバムが彼らの第二章の始まりだということを強烈に印象づけてくれる。

もちろん、ベテランならではの歌も演奏も聴かせてくれる「シャープ・ナイフ」、「サマー・タウン」といったナンバーもあり、1曲目から最後のボーナストラックまでいいメロディーの楽曲がぎっしり詰まったアルバムに仕上がっている。やっぱりサード・アイ・ブラインドっていいバンドだな、あらためてそう思った。

アーサ・メイジャー / サード・アイ・ブラインド

発売日:
2010-04-21
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ワーナーミュージック・ジャパン
JAN/EAN:
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