Tom Bellamy / トム・ベラミー
Electronics, bass, vocals
トム・ベラミー(以下トム):ミュージック・ギアのみんな、こんにちは、TCTCのトムです。
-新しいアルバムを紹介してください。あなたにとってどういうアルバムになりましたか?
トム:今回アルバム『メイク・ディス・ユア・オウン』を出したけれども、ずいぶん時間がかかった。レコーディング中に多くの局面もあり、たくさんのストレスを経験し、ある時点作るのを諦めかけたんだけど心血を注ぎこんで完成させ、とても誇りに思っている。早く日本で披露したいよ。現在UKツアーでプレイしていてオーディエンスの反応がとてもいいようだし。ミュージック・ギアでそのビデオを楽しんでほしいなぁ。そう、このアルバムは俺の誇りであり、子供だよ。
-トムにとってTCTCはどういう存在ですか?
トム:みんな知っているようにTCTCには10年近くと長い間いて、ベンとは11歳の時から知っている。だからTCTCはおれの人生であり、すべてを意味しているね。このバンドでプレイできてすごく幸運だと思う。とてもエキサイティングで、いつも自分たちの音楽で違うことに挑戦したり境界線を広げたりしようとしている。このバンドのあらゆる面を愛しているよ。特にツアーはいろんな所を旅できて面白いと思う。昨日からマンチェスターに来て、久々の休暇ですごくリフレッシュできたんだ。もうすぐ来日で、日本のみんなに早く会いたいと思っているよ。日本ではいつも最高の時を過ごせるからね。
-トムが歌詞を書いたり、音楽を作ったりしていると思いますが、その作り方を教えてください。
トム:俺とダンが大部分の曲と歌詞を作っているけど、最初の頃は部屋に入って誰かがギターを、誰かがベースを拾い上げてプレイして、一人一楽器だけではなくいろいろ使って作っていた。でも最近ではおれとダンがまず曲を作って他のメンバーに聴かせ、それを例えばコンピューターで編集し完成近くまで作り上げ、それからどうするか考え、よくなければヴォーカル以外を削ったり曲を入れ直したり、長すぎると思ったら削ったりして、いろいろやっていく。メンバー全員がOKを出すまで、みんなの意見を聞いていろいろと変えて練り上げていくんだ。TCTCでは一人だけで作曲するのではなく全員でできるから、一曲一曲まったく違うものになるんだ。
-ディズが脱退しステージ上では5人で様々な楽器を担当するようになりましたが、それをやり続けるモチベーションはどこから来るのですか?
トム:ディズが抜けてからのステージはある面難しくなり、もっと頻繁に楽器を変えなければならなくなったけど、どっちみちライブの時は楽器をスイッチするのだから慣れていた。とにかく今ではステージに焦点を合わせるようになって、不要な部分を削ぎ落として、よりタイトにメンバー間も緊密な関係になったよ。お互い理解をより深めることができ、また、自分たちの持っている良さを把握できるようになり、それをステージにも反映させることができた。彼が抜けることによって格段とライブがよくなったから、ほんと、ディズに感謝だよ!
-TCTCは自分たちがジャンルに当てはまらないと言ってきましたが、これからどのように進化すると思いますか?
トム:このバンドのよいところは、どちらに進むかまったく見当がつかないことだね(笑)。どうなるかは言えない。今わかるのは、自分が『メイク・ディス・ユア・オウン』のエレクトロニック・リミックスを作っている最中ということだけ。リース・ミックスと呼ぶんだよ。参考までにリースというのはおれのミドルネーム。それ以外はまったくわからない(笑)。まあ、状況によるけれども、新しい楽器を導入するとしたら、キーレンはフルートが上手なのでフルートを吹き始めるかもしれないね。それ以外はわからないから、言ったとしたら嘘をつくことになるだろ?!!。
-あなたの目から見たメンバーを紹介してください。
トム:前にも言ったようにメンバーを長年知っている。まずは一番長く知っている“ベン”から始めよう。俺たちの絆は暗黙の了解の下にあり、ツアーで毎日顔を合わせていてもツアーが終わってから数週間も顔を合わせないでいても、彼をとても近くに感じるんだ。すごく奇妙な感覚で本当に親しい友達の間だけに通じるものがあり、ベンが何も言わなくても何となく理解できる。そう、とても親密な関係なんだ。“キーレン”はいつも側にいてくれて頼れるヤツで、彼とはよく個人的な話をしている。更にいいことに一緒に酒を飲める仲間なんだ。俺はパブで飲むのが大好きで、誰も行かなくてもキーレンを誘うと必ず乗ってくれる。彼は大いに盛り上がるしパーティ好きなヤツ。いつもみんなを笑わせて楽しい雰囲気を作るヤツ、すごく大切なことだよね。“ダン”とは明らかにバンドの中で一番一緒に曲を作っている。いつも音楽的に競い合っているよ。彼はアコースティック・ギターが好きで、おれはエレクトロニックが好きだからね。また、いつもスタジオでおれの背中を押してくれる。何か作って、彼に意見を聞くと、「お前ならもっとできる、お前を信じているから」と奨励してくれるんだ。彼にすごく助けられていると思う。“ジョン”は本当に愛すべき人物で、少し年上だからバンドの父親的存在で、いつも俺たちの面倒を見てくれる。すごく面白くて会う人会う人をよく和ませてくれている。バンドの接着剤のような役割を果たしていると思うなー。彼がいなかったら、みんなバラバラになっていたかも知れない。
-ライブで一番気持ちのいい曲はどの曲ですか?
トム:このUKツアーでは、俺とキーレンで「ワンス・モア・ウィズ・フィーリング」を違うミックスでやろうと決めて、曲の最後を違うミックスにして「ミュージック・ボックス」にスライドしていくんだ。ライブでは初めての試みで、すごくエキサイティングだと思う。まったく違う二つの曲を一つに融合しようするから。エンディングにダンスのヴァイブがあって大好きなんだ。ギターと一緒に手を叩きたくなる感じ。このツアーで一番気に入っている曲だね。
-もうすぐ来日しますが、どういうライブにしたいと思いますか?
トム:俺の経験では、日本のオーディエンスがまるで主導権を握ったかのように大いに盛り上がってくれる。一番いいことだよね。英国やヨーロッパではとかくオーディエンスが控えめであったりするけど、いつも日本に行くとみんな最高の雰囲気になって、一気に俺たちの気分を高めてくれるんだ。みんな大いにロックし、それはわかっていることだから大音響を出してライトをいっぱい使って、エネルギー全開で行きたいね!!
-ファンへのメッセージ
トム:日本のファンのみんなに、サポートを本当にありがとう!俺たちはすごく感謝している。来日するといつも心底感動するんだ。今も、まだ日本に行っていないけど、みんなの力を感じるよ。常におれたちの動力源であり、とにかく言えることは、みんな最高!!みんな愛しているよ。日本でプレイするのが待ちきれないよ!