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『創り上げるサウンドで多くのメッセージを伝え、みんなの何かを目覚めさせることが出来ると思う。』
By ベン・ワトキンス

人間の持つ感覚に鋭く刺激を与え続けるコラボレーション・バンド、ジュノ・リアクター。そのサウンドは心臓の音に似た古代文明の響きのようで、かつ未来への道しるべ的な鐘のように、大胆でパワフルでエモーショナルな世界を創り続けてくれている。ジュノ・リアクターの真の姿とも言えるベン・ワトキンスに話を聞いてみた。もちろん、今、手がけている新作についても!

日本に戻ってきてどうですか?

ベン・ワトキンス(以下、ベン):んー、疲れたよ、眠たい。寝てしまうかも・・なんてね・・(笑)大丈夫だ。よし、やろう!!だって日本を愛しているから・・(笑)。

フジ・ロックは7年ぶりの出演になると思うのですが、ベン自身こういうフェスは好きですか?

ベン:フジ・ロックは大好きだよ。自分にとってもフジ・ロックは特別なんだ。丘があり、木があり、前回はグリーン・ステージで演奏した。アメージングなライブになったよ。それに、こんな多くの人前で演奏することはあまりないしね。

去年の秋、ステラ・ボールでのライブを観ました。私にとって初めてジュノ・リアクターと遭遇した日なのですが、素晴らしく圧倒されっぱなしでした。一言で言い表せないのですが、どこかに旅してきたような感覚というか、これこそワールド・ミュージックなのかなって・・。

ベン:ありがとう!そう感じてくれたならよかったよ。

それにメンバーもすごい人たちを揃えていましたよね?早くも今日のライブが楽しみなんですが、今日のライブはどんな感じになるんですか?

ベン:んー、秘密なんだけど‥(笑)。今日も、みんながビックリするような事を考えているよ。今回は元ルナシーからSUGIZOが参加してくれて、10曲〜12曲ぐらいやろうと思っている。ライブをやるときは、毎回、新鮮さが大切で同じ事がないように心がけているよ。だからジュノ・リアクターは即興演奏が多いんだ。

いつもジュノ・リアクターのライブは大所帯ですよね?今夜のバンドの構成はどうなっています?

ベン:南アフリカから4人来ていて、マビとアマンポンドのメンバーだろ、LAからグレッグ、彼は偉大なドラマーでマトリックスでも一緒にやったし、その他のロードムービやスリー・ハンドレッドという映画などを手がけているよ。それから、エイジアン・ダブ・ファンデーションのゲットー、それからタズ。それとSUGIZOでおそらく全員で8人かな?定かではないけど・・(笑)。


 
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ホワイト・ステージの大トリを飾ったのはジュノ・リアクター!昨年10月の来日でも素晴らしいライブを披露してくれたがもちろん、フジロックでも野外ならではの素晴らしいライブを披露してくれた!

-set list-

  1. Conquistador 1
  2. Conquistador 2
  3. Biot Messiah
  4. Giant
  5. War Dogs
  6. City of the Sinful
  7. Mutant Message
  8. Tokyo Dub
  9. Ras Buddha
  10. God Is God
  11. Pistolero

-encore-

  1. Angels and Men
  2. Conga Fury

 
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『ライブは常に特別なものにしたいと思っているよ。』
By ベン・ワトキンス

この夏、大ヒットした『ブレイブ・ストーリー』のサウンド・トラックを手がけたことでも話題になったジュノ・リアクターことベン・ワトキンス。また、10月には久しぶりの来日も決定している彼に、この作品や今後の活動などいろいろと話を聞いてみました。

まずはベン、あなたの音楽への入り口を聞かせてください。

ベン・ワトキンス(以下ベン):子供の頃はよく父のレコードを聴いていた。クラシックが多かったね。その後歌が歌いたくなって聖歌隊に入ったのが音楽のきっかけだね。

あなたのキャリアはギタリストとして始まっていますが音楽始めたころにはどういった音楽を聴いていたのでしょうか?

ベン:クラシック・ミュージックだね。最初はバイオリン、ピアノ、クラシック・ギターなんかを演奏していたんだ。その後ロック・ミュージックを聴くようになったんだけど、同時にクラシック・ミュージックも聞いていた。そういったクロスオーバーの時期があって、その後16歳のときに学校を辞めてバンドを組んでツアーに出たのがミュージシャンとしてのキャリアの始まりだね。

なるほど。そして、その後、あなたはジュノ・リアクターを結成し、エレクトロ・ミュージックをプレイしだすわけですが、エレクトロ・ミュージックを始めるきっかけはどのようなものだったのですか?

ベン:いくつかバンドをやっていたんだけど、バンドをしながら自分のやりたい音楽を探していたんだ。基本的にはバンドの他のメンバーと付き合うのがめんどくさくなってしまって。エレクトロ・ミュージックだと自分ひとりでできるだろ?バンドだと4人のアホどもと付き合わなければならないけどエレクトロ・ミュージックだと1人のアホ(自分ひとり)ですむじゃないか(笑)。

(笑)、で、ほんとの理由は?

ベン:DAF(Deutsch Amerikanische Freundschaft)、キリング・ジョーク、SUICIDEといったバンドを聞いたときに衝撃を受けたんだ。そういうバンドと比べて自分たちはどうだと考えた時、演奏はうまいんだけどいつも同じようにしか弾けないんだよね。インプロビゼーション(即興演奏)ができないというか、音楽的なロボットのように思えて、これではもう無理だと思ったんだよ。それで1人でできるエレクトロ・ミュージックにのめり込んでいったのさ。メンバーをクビにしてドラムマシーンとシーケンサーを雇ったんだ。本当のことを言うと、その頃、祖母が亡くなって、ちょっとした遺産が入ったんだ。そのお金でドラムマシーンとシーケンサーを買い、それに夢中になっていったんだ。だからジュノ・リアクターには僕の祖母の精神が入っているんだよ(笑)。