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“端麗なルックス”と”暴走ロックンロール”。その2つを兼ね備えたバンド、それがブロンデル。2006年も押し迫った12月20日にそのまんまのタイトル『ブロンデル』で日本先行デビューを飾る。UKロックという枠に入りきらないヤツらの音楽と言動には、「おや?久々の大物登場か?」との期待を持たせてくれているのだ。言いたい事を言い、やりたい事をやる。そして、音をぶっ放す!まさにこれぞ、ロックン・ロール。気持ちいい!そう書くと「そんなバンドたくさんいるじゃん」って思われるかも知れない。確かにクールなバンドはたくさんいる。だけど、ヤツらのかっこよさは外見的なとこだけではなく、ライブ、音、曲にあるのだ。ギターのリフや演奏のテクニックにもド肝を抜かれる。とにかく幅広く影響を受けたであろう、10代とは思えない完成度・・、(いや、ヤツらは年齢とか出身、バックグランドとかそんな肩書きなんてくそくらえ!って思うだろう。)UKシーンが盛り上がってる中でヤツらの存在はとっても新鮮に思える。何よりも今、この時期に、このシーンに現れてきた事がGOODとなるのか、BADとなるのか、それだけブロンデルの登場は面白いのだ。まずは、これからの音楽シーンを担うバンドが集まるブリティシュ・アンセムズ・2006に行ってチェックしてみよう!

Blondelle / ブロンデル

発売日:
2006-12-20
定価:
¥ 2,520
レーベル:
コロムビアミュージックエンタテインメント
JAN/EAN:
4988001924487
 
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  1. ウォッシュド・ホワイト
  2. ワンダー
  3. スターテッド・ホエン・ユー・ワー・ヤング
  4. ソフィア・ラン・アウェイ
  5. スノー・クリア・ライズ
  6. アザー・ピープルズ・カーズ
  7. ロボラヴ
  8. ジ・イングリッシュ・ウェイ
  9. マザー・ソールダッド
  10. ウィズアウト・ナンバーズ
  11. ダイ・プリティー
  12. ゴールデン・キャリッジ
  13. クイーン・アンド・カントリー
  14. リングプル(ゴナ・ゲット・ユー)

 
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blondelle

『自分のフィーリングやエネルギーが直接ギターに伝わってディストーションがかかると、これほどの快感は他にないよ。それがオレらなんだ!』
By ウィリアム・キャメロン・Jr

ブロンデル=コレからが楽しみなバンド。彼らの未来が輝いているのは単にルックスがいいと言うだけではなく、若いと言うだけではなく、大好きな音楽に対して真剣に向き合っているからだ。そんなバンドマンとしての彼らにフォーカス!

まず、最初に聞きたいんだけど、このバンドで一番大切しているものは何?

ローリー・オドネル(以下ローリー):マネー!!(笑)
サム・スチュワート(以下サム):ギターのストリングス!!
マイク・ディーガン(以下マイク):冗談だよ〜。マジに取らないでね。

大丈夫よ(笑)。

サム:それってさ、どういう意味で?

例えば、バンドの方向性とか考え方とか、夢とか未来とか‥。

マイク:息の長いバンドでいることだね。そして楽しむこと。
ローリー:そう!一番大切なことはいつも楽しむことだよ。
サム:楽しむのをやめた時、バンドにいるのがおっくうになった時、その時がやめる時だとしている。それまではやり続けるさ。

タワーレコードのインストア・ライブ、ブリティシュ・アンセムズ、VINYL JUNKIE PRESENTSライブを観させてもらったけど、どれもいいライブで、ブロンデルってライブバンドだよね。ここまでサウンドとかがしっかりしているニュー・カマーって最近の音楽シーンに少ないと思ったんだけど、あなたたちにとってライブはどういう場所?また、そのライブで大切にしていることは何?

ローリー:そうだね。ぼくらは第一にライブバンドだね。
サム:いつもさ、オレらが一緒に音を出してて「いいな!」って思うのは、ライブとレコードのサウンドが同じでないことなんだ。違っている方がベターだよ。すごくいいことだと思う。それから、みんなにオレらがすごく楽しんでいる姿を見せたいんだ。
ローリー:あと、オーディエンスの反応もすごく大切だよね。
マイク:うん、そうだね。どのバンドにとってもすごく重要なことは、素晴らしいライブをすることだと思うよ。なぜなら音楽の未来がライブにかかっているから。世界的にみんなCDをあまり買わなくなっているよね。ダウンロードするのが主流になってきたからな‥。だから、間違いなく音楽の未来はライブにあると思うんだ。だから、ぼくらにとって大事なことはできる限り最高のライブパフォーマンスをすること。
サム:そうさ、オーディエンスの反応がライブにはすごく大切な要素だね。できるだけみんなをショーの一部にしてしまいたいんだ。巻き込むし、オレらとの関係性をもっと身近に持たせるためにも。


 
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20061215BLONDELLE_01

デビュー目前のタイミングでブリティッシュ・アンセムズ2006への出演のために来日したブロンデル。その彼らがブリティッシュ・アンセムズ2006の前日、12月15日にタワーレコード新宿店にてインストア・イベントを行った。イベントスタート前から彼らを一目見ようとイベント・フロアにはたくさんの人が集まっている。

定刻を少し過ぎたころにメンバーが出てくると、まずはアコースティック・ライブからだ。1曲目はアルバム『ブロンデル』の終盤を飾る「ゴールデン・キャリッジ」。アコースティック・ギターから奏でられるイントロのギターフレーズは、スタジオ音源よりもより一層哀愁感を感じることができる。サム、マイクがコーラスもとるこの曲を聴いただけで、彼らの実力が本物だとわかった。実質、日本での初ライブの1曲目にこの曲を持ってくるというのはバンドの演奏力への自信の表れなのか。だとしたらたいしたものだ。1曲目が終わるとウィルはジャケットを脱いだ。どうやら彼もエンジンがかかってきたようだ。短いMCをはさみ2曲目に演奏されたのは「アザー・ピープルズ・カーズ」。この曲ではウィルが積極的にオーディエンスを煽る。

「次が最後の曲だよ」というウィルのMCに、オーディエンスからは「え〜もう最後!?」という声が上がる。インストアならではの距離感にメンバーも申し訳なさそうに、しかし、自分たちが受け入れられていることに誇らしげに最後の曲「ワンダー」が始まった。アルバム『ブロンデル』のリード・トラックとなっているこの曲は、まるで翌日に行われるブリティッシュ・アンセムズ2006でのエレクトリック・ライブへのイントロダクションのようにも聴こえた。

( L to R )サム・スチュワート、ウィリアム・キャメロン・Jr

( L to R )サム・スチュワート、ウィリアム・キャメロン・Jr

ライブが終わり一旦メンバーが裏に下がると、サイン会の準備が行われはじめた。限定300枚でリリースされたEPを購入した人のみが参加できるサイン会だが、もちろんすでに完売、サインを求めて多くのファンが並びだす。サイン会が始まるとメンバーは一人一人丁寧にサインをし、そしてファンからの言葉を真摯に聞く。たとえ拙い英語でも、日本語でも気持ちは伝わる、そんな素晴らしい光景だ。

バンドもファンも、自分たちの信じたものに間違いはなかった!とお互いに確信しあえた、そんな素晴らしいイベントだった。

-set list-

  1. Golden Carriage
  2. Other People’s Cars
  3. Wonder