The Used @Shibuya O-East -2010.01.16-

いよいよザ・ユーズド(以下、ユーズド)のライブが始ろうとしている。オープニングアクトが温めてくれた会場にはいつの間にかギュウギュウの群衆が。流れるBGMの音が切れるたびに大歓声が巻き起こる。そして、次の音楽が流れるとハァーと溜め息まじりにその曲が終わるのをじっと待っている。それは何回繰り返されただろうか・・?赤いライトに照らし出されているステージ。BGMの曲が切れたと思った瞬間、ピアノの穏やかな調べが流れ、それまでにない拍手と大歓声に包まれた。アジアン調のピアノがどんどん大きくなっていく・・。ヒートアップされた会場。観客もそれぞれが何かを叫んでいる。会場はさらにギュウと圧縮されたかのようにステージに向かって大きな波のように人が流れていった。ステージが少しずつライトアップされていく。その調べに手拍子が重なっていく。「あぁ~じらさないで!」と言いたくなるぐらい、メンバーの登場を今か今かと待ち続ける。そしてライトに映し出されたシルエットに観客は大絶叫!!

バート・マクラッケン/Bert McCracken (C) WARNER MUSIC JAPAN Inc.

(C) WARNER MUSIC JAPAN Inc.

ヴォーカルのバートが高々にコブシをあげ、クインのギターがうねりをあげその絶叫に応える。ベースのジェフが大きく足を広げてお決まりのスタイルのポジションにつく。そして、ドラムのダンのカウントが・・。“ブラッド・オン・マイ・ハンズ”でスタートした東京公演。「おおっ!この曲から行くんだ~」と早くも興奮状態。メロディに合わせて素晴らしい「HEY!」の合いの手が次々と入り、1小節ごとに「Yaaaaaaaa!」の叫びが入り大合唱となる。まるで何度も練習したかのような息のあった観客とのコラボレーション。気持ちが、グルーヴが早くもひとつになっている。それを見ながら微笑むバート。それが合図になったのか、会場は一斉にモッシュ&ダイブが始った。「うぉー!」思わず私自身も叫んでしまっていた。だって、まだ始ったばかりなんだよ・・ってか、なんなんだ?何が起きてるんだ?一瞬にしてパニック状態に・・、いやー、恐るべしユーズドファン!!みんなこの日を待っていたんだね。ジェフが叫ぶ、会場が叫ぶ、歌う、波を打つ。「Let’s xxxxing roll ~~~」とバートが煽る。2階から観るこの光景に、一瞬、何が起きているのかわからなくなるぐらい、驚きと感動が渦巻いていた。私史上、それまで見たことの無いライブ1曲目の光景がそこにあった。

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