The Chapman Family @British Anthems -2010.04.25-

Creativeman
今回で9回目となるブリティッシュ・アンセムズ。その中でも期待の新人、ザ・チャップマン・ファミリーのライブいったいどんなライブなのだろうか。ふらりとステージに現れたメンバーは各自楽器を手に取ると、おもむろにノイズのようなサウンドを奏でだした。凄いギターだな〜と思っていると、なんとギターだと思った音はベースの音だった!なんか凄いぞ!!そう思いながら始まった曲は日本で限定リリースされたEP『キッズ』の4曲目に収録されている「フィール・ザ・ハート(バージョン1)」。しかし今、目の前で演奏されている”フィール・ザ・ハート”はCDよりもさらに過激なバージョンで披露されている。最初に彼らのCDを聞いたときにイメージしたダークさ、過激さが想像以上のレベルで目の前で繰り広げられている。
2曲目にはドラムのロールが印象的な「オール・フォール」、そして彼らにしてはポップな「サウンド・オブ・ザ・レディオ」へと続いていく。いや、音源を聴いたときはそう思ったが、今ライブで聴いている音はメロディーはそのままに、過激さが増している。なんか凄い。ブリティッシュ・アンセムズでこんなサウンドのライブを観るとは思ってもいなかった。自分のエリアで時にくるくる回ったりしながらギターを弾く事に集中しているギターのポール、激しいアクションで観客をあおるベースのポップ、手数の多いドラムでバンドの土台を支えるドラムのフィル、そしてかきむしるようにギターを弾き、ギターを置けばマイクのコードを体に絡ませながら一心不乱に歌うキングスレー。メンバーそれぞれのスタイルで演奏に打ち込むザ・チャップマン・ファミリーの奏でるサウンドは爆音で、ある意味でブリティッシュ・アンセムズに期待する音を裏切ってくれている。だけれども、その爆音の中に狂気が潜んでいるような、やっぱりUKならではの音だ。そんなことを考えているうちに気が付けば最後の曲、「キッズ」へとなだれ込んでいた。彼らの名前を知らしめ、そして日本で限定でリリースされたEPのタイトルにもなっているこの曲で、会場は多いに盛り上がり、そしてライブは終了した。


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