My Chemical Romance @Zepp TOKYO -2007.01.10-

(C)Yuki Kuroyanagi

(C)Yuki Kuroyanagi

2007年、年明け早々、マイ・ケミカル・ロマンスが日本上陸!ジャパン・ツアーの初日をZEPP TOKYOで迎えた。しかし、ギターのフランク・イエロが急病で帰国せざるを得なくなってしまったが、急遽サポート・ギタリストを本国から呼び寄せた。(どうも夜中に寝ていた彼は電話でたたき起こされ、その日の一番早い便で日本まで飛び、成田からその足でZEPPのステージに立ったようだ)そのため、開演時間が21:30からに変更となったものの会場には多くのファンが押し寄せた。

ドアを開けてホールの中に入ると早くも熱気が伝わる。目の前のステージには黒い幕が掲げられており、そこには白文字で “The Black Parade” が丸いロゴのように書かれている。ギターのフランクが急遽帰国というハプニングがあったにも関わらず、ライブを続行してくれたのはすごく有り難かった。なぜなら、彼らの最高傑作のニュー・アルバム『ザ・ブラック・パレード』がどのように再現するのかを楽しみにしていたからだ。「早く観たい!」と会場のあちらこちらから聞こえてくる。うん、早く観たい。みんな同じ気持ちなんだ。そして、会場の明かりが静かに落とされ大歓声が巻き起こる。

「ジ・エンド」のイントロが流れ、その幕の“The Black Parade”の文字にスポットライトがあてられた。まるで「ようこそブラック・パレードへ!すべてのロック・ファンに捧ぐ」と出迎えてくれているようだ。そして、ジェラルドが歌い始める。メンバーの姿は見えなくても会場は歓喜で早くもボルテージがピークに。そして「デッド!」が始まるや幕はついに落とされそこにメンバーが。「すごい!すごい!」と口走っている私。飛び跳ねる観客、一緒に歌うファン。それぞれの思いがシンクロしている会場にメンバーもご機嫌だ。終わりの♪〜ララララーラ〜♪のコラースは早くも大合唱へ。

(C)Yuki Kuroyanagi

(C)Yuki Kuroyanagi

まだ2曲目なのにすでにヒート・アップ。「アリガトウ!トーキョー」と日本語で挨拶したジェラルド。「フランクが病気になってしまって‥、でもサポートギターのテッドが来てくれて‥」と今回のハプニングについて話した。そして、なんとここで「アイム・ノット・オーケイ」に突入。これは弾けるしかない。飛び跳ねながらも、いつもはフランクが歌うコラース部分を会場に来ているみんなが変わりに歌っているように思えた。もちろんキメの“Trust Me”も大丈夫。「ばっちりキメたよ!フランク」。ステージ上には、男プリッ!を上げたベースのマイキー(兄、ジェラルドにすごく似てきたなー)も、去年サマソニで来日する前に火傷の負傷をしたドラムのボブもパワー全開だし、ギターのレイもすごく楽しそう。そして、何よりサポートで頑張ってくれているテッド。あなたに「有り難う」と言いたい。会場は手拍子で始まった「セメタリー・ドライヴ」、ジェラルドの決めポーズばっちりの「ママ」へ進む。ピアノで静かに始まる「ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード」の頃には動かずとも汗が滴り落ちるぐらいの熱気が。とにかく暑い!まるでサウナにいるようだ。高々に拳を突き上げるジェラルドに会場のファンもジャンプと大合唱で答える。

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