By: 高石幸子
Aleksander With インタビュー -2007.07.20-
『デビュー・アルバムで、歌詞を通して自分をよりよく知ってもらいたいと思ったんだ。』
By アレクサンダー・ウィズ
誰にでも心の琴線に触れる音楽がある。人に何かを伝えることが出来るとするのであれば伝えていくべきだと思う。そのメッセンジャーの1人とも言えるミュージシャンが出現した、それがアレクサンダー・ウィズ。これまでの彼自身の体験を通して彼自身が思うこと、考えることが沢山詰まったデビュー・アルバム『カミング・ホーム』。このアルバムで結局人が戻る場所はその人の心なんだと思わせてくれた彼に直接触れてみたくなった。果たしてアレクサンダー・ウィズとは・・?
-言葉に表すなら私にとって“気持が落ち着くアルバム”とも言えるあなたのアルバム『カミング・ホーム』。すごくいいアルバムだった。
アレクサンダー・ウィズ(以下、アレックス):どうもありがとう!!
-まず、1曲目の「マイナー・セットバック」。もうこの曲が始まった途端に気持を持っていかれちゃった(笑)。このタイトルをつけたのもすごいなと思ったし、これは先に歌詞ができたの?それとも曲?
アレックス:この曲だけではなく、基本的に音楽とメロディが最初にできて、それに導かれて歌詞を作るよ。
-じゃあ、この曲もメロディができてから、このタイトルをつけたの?
アレックス:この曲にはある構想があったんだ。ある日、スタジオに入った時に何も思いつかなかったので、すごく曲作りで苦労していたんだ。そこでポジティブに考えようとして、曲を思いつくのが難しいということを、逆手に利用して曲を作ろうとした。この状況はまさに「マイナー・セットバック」、つまり『でもたいした挫折じゃない』(直訳:小さな障害)と言う意味。マイナー・セットバックとは、僕たちがいつも他人や自分に「明日はよりよい人間になるだろう」ということを言い聞かせようとしている。例えば「明日こそ貧困の子供たちのために寄付をしよう」「○○をやろう、○○をやめよう」とかね。でもそうは思っても、「もう少し待った方がいいかもしれない」「それじゃ来年にでもやろうか」ってなっていくことが多いよね。言うだけ言って、あまりアクションを起こさない。だから、これは“有言実行”言うばかりでなく行動を起こそう!ということを歌っているんだ。
-この「マイナー・セットバック」って曲も、この言葉の持つ意味『でもたいした挫折じゃない』ももっと広げたいなーと思う。ネガティブな要素から入ったポジティブな考え方ってすごくリアルだと思うから。だからこそ頑張れるんだよね。
アレックス:うん!!いい言葉だよね。人生の中には、いろいろなマイナー・セットバック(小さな障害)があるからね。すべてはその困難を乗り越えるためにあるから。
-うん!そして乗り越えられるから与えられるんだもんね。だからこの曲から気持を持っていかれたのね(笑)。それも歌詞から入ったのではなくってメロディからなんだけど・・。
アレックス:ありがとう。すごく嬉しいよ。




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