By: 高石幸子
MUSE インタビュー -2007.03.10-
『新しいアルバムが出来た時、前よりもいいものが出来たと思う限り、おれたちは満足だと思う。』
By クリス・ウォルステンホルム
「ミューズはどこまで行くのだろう」そう思った04年。それからの快進撃は言うまでもない。多くのフェスのヘッドアクトをつとめ、今年6月にはあの新しくなったウェンブリー・スタジアムでのライブを2日間ソールドアウト、フジロック’07での来日も決定した。この3月に来日の際、ベースのクリス・ウォルステンホルムに今のこれからのミューズについて語ってもらった。
-去年『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』を出してから精力的にツアーに出ていて、今回、日本でも8公演となっていますが、ツアーでどのように、どれぐらいこのアルバムを消化し、今どのような手応えを感じていますか?
クリス・ウォルステンホルム(以下クリス):素晴らしいと思うね。まさに、君の言う通り消化って言葉がぴったりだよなー。新しいアルバムの曲を弾けば弾くほど自分のモノになって来ているよ。いつもそうなんだけど、アルバムをレコーディングしたばかりの頃って、最初の何回かのライブは難しいんだ。時には一年近くライブをやっていなかったりする場合もあるからね。このアルバムが完成した後のツアーで思い出すけど、最初の数回のショーはあまりよくなかったなー。曲に慣れていないから音をたくさん間違えたり‥。また、新しい機材も増えたりして、色々なトラブルがあったよ。でも、こういうことは時間が解決してくれるんだ。ツアーに出てしばらくすると自分たちの曲になってきて、自然とサウンドが出るようになり、あまり考えずにプレイできるようになってくる。あまり考えなくなると、今度はもっとクリエイティブになれて、曲の新しい良さが引き出される。とにかくツアーをしている間に、物理的にも肉体的にも、そして精神的に調子が整ってくるからとてもいいね。
-今回は単独ライブですが、昨年のサマソニのライブもとても楽しめました。クリスにとって、単独とフェスの違い、楽しみ方の違いは?
クリス:単独だともっと自分のいいようにコントロールできるよね。ステージのプロダクションやスクリーンや仕掛け等好きなようにできる。とにかく全体的にもっと計画的にできるね。サウンドチェックなどももっと綿密に確認できるしね。それに対してフェスだとその場に現われてプレイするだけさ。サウンドチェックもなければ、他の人と同じ機材を使うんだから。でもフェスでは何を予想し期待すればいいかわからないから、それでいいと思うんだよね。素晴らしい時もあれば、まずい時もあり、あまり上手くいかない時もある。とにかくフェスはまったく予想がつかないのに比べて、単独ライブは自分の思うようにコントロールできて、ある程度どうなるか予想がつくからやりやすいよなー。
-じゃあ、今回は思うようにできそうですね(笑)
クリス:そうだよ。自分たちで考えたセット等があるから、いいショーになるはずさ。単独は単独の良さを全面に出したいね。フェスはフェスで醍醐味を味わうって感じだなー。




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