Juno Reactor インタビュー -2006.6.26-
『ライブは常に特別なものにしたいと思っているよ。』
By ベン・ワトキンス
この夏、大ヒットした『ブレイブ・ストーリー』のサウンド・トラックを手がけたことでも話題になったジュノ・リアクターことベン・ワトキンス。また、10月には久しぶりの来日も決定している彼に、この作品や今後の活動などいろいろと話を聞いてみました。
-まずはベン、あなたの音楽への入り口を聞かせてください。
ベン・ワトキンス(以下ベン):子供の頃はよく父のレコードを聴いていた。クラシックが多かったね。その後歌が歌いたくなって聖歌隊に入ったのが音楽のきっかけだね。
-あなたのキャリアはギタリストとして始まっていますが音楽始めたころにはどういった音楽を聴いていたのでしょうか?
ベン:クラシック・ミュージックだね。最初はバイオリン、ピアノ、クラシック・ギターなんかを演奏していたんだ。その後ロック・ミュージックを聴くようになったんだけど、同時にクラシック・ミュージックも聞いていた。そういったクロスオーバーの時期があって、その後16歳のときに学校を辞めてバンドを組んでツアーに出たのがミュージシャンとしてのキャリアの始まりだね。
-なるほど。そして、その後、あなたはジュノ・リアクターを結成し、エレクトロ・ミュージックをプレイしだすわけですが、エレクトロ・ミュージックを始めるきっかけはどのようなものだったのですか?
ベン:いくつかバンドをやっていたんだけど、バンドをしながら自分のやりたい音楽を探していたんだ。基本的にはバンドの他のメンバーと付き合うのがめんどくさくなってしまって。エレクトロ・ミュージックだと自分ひとりでできるだろ?バンドだと4人のアホどもと付き合わなければならないけどエレクトロ・ミュージックだと1人のアホ(自分ひとり)ですむじゃないか(笑)。
-(笑)、で、ほんとの理由は?
ベン:DAF(Deutsch Amerikanische Freundschaft)、キリング・ジョーク、SUICIDEといったバンドを聞いたときに衝撃を受けたんだ。そういうバンドと比べて自分たちはどうだと考えた時、演奏はうまいんだけどいつも同じようにしか弾けないんだよね。インプロビゼーション(即興演奏)ができないというか、音楽的なロボットのように思えて、これではもう無理だと思ったんだよ。それで1人でできるエレクトロ・ミュージックにのめり込んでいったのさ。メンバーをクビにしてドラムマシーンとシーケンサーを雇ったんだ。本当のことを言うと、その頃、祖母が亡くなって、ちょっとした遺産が入ったんだ。そのお金でドラムマシーンとシーケンサーを買い、それに夢中になっていったんだ。だからジュノ・リアクターには僕の祖母の精神が入っているんだよ(笑)。


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