– go to post

「僕らにとってハロー・ハリケーンは、これまでではじめて本能的な満足をすごく感じる事ができた作品なんだ。」
by ジョン・フォアマン

素直にいいアルバムだなと思ったスウィッチフットの移籍後初の最新作『ハロー・ハリケーン』。個人的にも情景や時間の流れが見えるアルバムとの出会いにはなぜか心が躍る。そんな気持ちにさせてくれた彼らにすごく会ってみたくなった。で、今回、スウィッチフットから、ジョン・フォアマン(ヴォーカル/ギター)、ティム・フォアマン(ベース)、チャド・バトラー(ドラムス)に会えた。メンバー全員が大のサーフィン好きなので、なるべく丘取材(なんじゃそりゃ?)にならないように頑張った(笑)。まずは、スウィッチフットのアウトサイドから入り込んでみた。

まずは、すごくいいアルバムをだしてくれてありがとう!!と。

全員:わぉ。どういたしまして。

ジョン:気に入ってくれてうれしいよ。

うん!好きですねー。特に、“イナフ・トゥ・レット・ミー・ゴー”にやられたーって感じで・・(笑)。そして最近は、この曲で1日が始ってると言っても過言でないかも・・。

ジョン:えっ、そうなの?(笑)

ティム:面白いね(笑)。

チャド:嬉しいよ。

ジョン:この曲はね、最初に書き始めたのはオーストラリアだったんだけど、本物の愛っていうのは、映画の中で表現される以上にもっと大きな存在で、映画で表現される愛はむしろどちらかといえば消費的な存在で・・。だからこの曲は、愛が消費的な存在以上にもっと大きくて重要なものなんだってことを伝えたかったんだ。逆になんでこの曲?

ああ、そういう意味が込められているんだ。この曲は私にとって、なんだろう、例えば辛い時はなんか「大丈夫だからね」って慰めてくれている感じがするし、でも、元気な時も「それでOKだよ」って笑ってくれているみたいな(笑)。安心できるというか、なんかどんな状態の時でもこの曲は聴きたくなっちゃう。

ジョン:うん!!わかるよ。

でも、それは大きな愛を伝えている歌だからで・・。それがちゃんと伝わっているってことで・・。

チャド:うん。そうなんだろうね。

ティム:だから、嬉しいよ。

ジョン:アルバム全体からはどう感じた?


 
– go to post

「『アートワーク』は自分たちの感覚にとても正直に向き合っている作品だと言える。」
by:クイン・オールマン

出会いには必ず“縁”があると言われる。それとタイミングも大切だと言われる。多くの素晴らしいバンドが存在する中、出会えない(ライブや取材とか)バンドも多く存在する。デビューから注目していたバンド、好きなバンドであっても何かのタイミングが合わず出会えないバンド、そのひとつがこのザ・ユーズドだった。しかし、縁があったのか?今回の来日でそのタイミングがマッチして念願の取材をすることに・・。聴きたいことはてんこ盛り。でも時間には限りがある。そして、東京公演の当日。その楽屋にてクイン・オールマン(G)とジェフ・ハワード(B)が待ってくれていた。ザ・ユーズドの真髄に少しでも触れてみようと思った。

さあ、待望のインタビューを始めたいと思うのですが(笑)、まずは新しいアルバム『アートワーク』について、このアルバムは原点回帰のザ・ユーズド・サウンドの作品とも言われているし、自分たちのサウンドを「gross pop」=グロテスクなポップ(ザ・ユーズドの美しくて忘れられないメロディという特徴は残しつつ、音楽的にはもっとダーティで”gross”(キモイ)感じ)と言っていますよね。で、このカヴァーのようにザ・ユーズド(以下、ユーズド)自身がこのアルバムを聴く日本のファンに注入したかったことは?

クイン・オールマン(以下、クイン):今回のアルバムは、今まで俺たちのまわりにいたマネージメントだったり、プロデューサーだったりという人たちを一切排除して、これまでに言われて来た「これはあり」とか「これはなし」とか「これをしろ、あれをしろ」という意見をすべてとっぱらって、自分たちが思うまま、やりたいままにやったんだ(笑)。そう、俺たちがやりたいと思っていた事をやって、それを存分に楽しみたいって。自分たちの音楽を作りたかったし、自分たちのアート作品として、みんなが気に入るかな、どうかなということを最初から気にせず、俺たちがいいと思うものを作りたい・・ってね。で、「このアルバムは俺たちが楽しんで作り上げた作品」ってことを注入したかったんだ。
ジェフ・ハワード(以下、ジェフ):これまでは、ある意味、周りの人たちに「これがアートだ」的な感じで、彼らが言うアドバイスを受け入れてもの作りをしなくてはならない部分が多くあったんだ。だけど今回は、自分たちがやりたいことを押し通してやったって感じだね。

なるほど・・。ある意味、いろいろなしがらみから解放されて、今のリアルなユーズドがこのアルバムでわかるということですよね。で、それをそのまま注入してみんなの反応をみてみようって感じかな・・

クイン:その通り!!
ジェフ:そう、これが今の俺たちなんだ。

確かにシングルカットされた“ブラッド・オン・マイ・ハンズ”とかを聴いても、今作はもちろんユーズドなんだけど、今までと違うユーズドがいますもんね。んー、何が違うのか?もちろんサウンドもそうですけど・・。これまで、ユーズドっていうとスクリーモとか、XX系とかのある種のカテゴリーが前に付いたり、今でもその第一人者的なポジションに置かれていたりしていて・・。それが今、とっぱわれてある意味解放された(笑)・・的な。私個人的には「ここまでこのシーンを引っ張って来てくれてありがとう。そして、本当にそのお役目ご苦労様でした。」的な思いがあります。それでいて今作はユーズドの中で一番好きなアルバムになりました・・(笑)。

クイン:Oh! Cool ! (親指を立てながら)
ジェフ:そう思ってくれたんだ。それはすごく嬉しいよ。


 
– go to post
mutemath

「色々なジャンルの音にトライすることを恐れないロックバンド、それがミュートマスだ。」
by ロイ・ミッチェル・カルデナス

今、圧巻のパフォーマンスで多くの洋楽ファンを魅了しまくるバンド、ミュートマス。その彼らが初の日本単独公演に挑み、エネルギシュな素晴らしいステージを繰り広げた。ミュートマス旋風が吹き上げる中、追加公演となった会場にてベースのロイ・ミッチェル・カルデナスと、ギターのグレッグ・ヒルに直撃! musicgear 復活の第一弾!ミュートマスの真髄に迫る。

まずは待望の単独公演の感想を聞こうかな・・どう?

ロイ・ミッチェル・カルデナス(以下、ロイ):名古屋、大阪、東京、そして今夜またここ東京でプレイするんだけど、日本に来てから本当に最高な時間を過ごさせてもらってるよ。
グレッグ・ヒル(以下、グレッグ):そうだね、僕たちにとって最高のツアーになってる。
ロイ:みんな素晴らしいオーディエンスだよ。一緒に歌ってくれるし、踊ってくれるし、その姿を見ているだけで僕たちもうれしくなって、自然に微笑んでしまう・・まさにそんな感じ。アメリカのオーディエンスとは違って、日本のファンは、本当に集中してショーを見てくれているのが伝わってくるから、すごくうれしいね!

ああ、それは私も昨日のライブを観て感じた。オーディエンスと一体になっている素晴らしいライブだったよね。おかげでメモ取りながら唄いながら、リズム取りながらノリながら・・めちゃくちゃ忙しかった(笑)。

グレッグ:アハハ、いいね!
ロイ:それはクールだね!(笑)

で、今回のライブでは何を伝えたかったのかな?

グレッグ:とにかく僕たちが音楽に注ぎ込んでいる情熱やエネルギーを感じてほしいと思ってた。
ロイ:あとは、通常はアルバムで僕たちの音楽を聴いてもらっていると思うんだけど、その音楽がライブになった時にどういう風に変化をするかってことも見てほしいな。まあ、これは日本に来てから考えたことなんだけどね。(笑)例えば、ライブでは、今までには聴いた事のないようなイントロなんかをやったりする時もあるから、それを日本のファンのみんなが聴いてどう感じてくれたかな・・・って。ライブの中から生まれるエネルギーと僕たちの音がライブになった時に生まれる進化みたいなものを感じてもらえればなって思ってる。
グレッグ:そうだね。毎回、みんなの反応が楽しみなんだ。
ロイ:そして、そのライブを通じて、音楽上で実現することのできる進化・・それに向けて僕たちが全力をかたむけて挑戦しているという所も見てほしいと思ってる。


 
– go to post
stereophonics

『このアルバムは自信に満ちた大きなサウンド。それは新たにパワーを得て、新しく生まれ変わったようなバンドになった結果だと思う。』
By ケリー・ジョーンズ

デビュー10周年を迎えたステレオフォニックス。デビュー当時から必ずCDを買っていたバンドの1つだった。その彼らの新作『プル・ザ・ピン』は今までにないぐらいの彼らの思いが入っているように感じる。それぐらい“いいアルバム”なのだ。では、それがどのように“いいアルバム”なのか、なぜそう感じるのかを確かめたくって、彼らに直接会ってみた。会ってみて解ったこと・・、彼らだから作れたアルバムであり、曲だということ。そして今まで以上に、もっと、もっと無限大に飛躍するバンドなんだと実感した。

まず、デビュー10周年、おめでとう。

全員:ありがとう!

私がステレオフォニックス(以下、フォニックス)に出会ったのがちょうど10年前。当時、ヴァージンレコードで働きたいと思ったところに、リチャード・ブランソン氏が「フォニックスと契約出来ればV2をスタートする」と自らサインしたというエピソードがあって、そしてV2レコードを立ち上げ、今度はV2で働きたくて‥(笑)、と同時にリチャード氏がそこまで惚れ込んだフォニックスって、どんなバンドなんだろうって、最初のアーティストだし、すごく興味を持って情報を収集したり、CDを買いにいって(ああ、懐かしいー)まあ、結局その後レコード会社で働くことはなかったけど・・(笑)。だから私にとっても1つの歴史を共にしたバンドなの。

全員:えっ?そうなの?
ケリー・ジョーンズ、(以下、ケリー):そうだったんだ(笑)。縁があったんだね。ありがとう。
リチャード・ジョーンズ(以下、リチャード):もうずいぶん昔の話だよね。
ケリー:うん、でもこうやって会えて嬉しいよ。出会えるのに長い道のりだったね。
ハヴィエ・ウェイラー(以下、ハヴィエ):お互い頑張ったかいがあったね(笑)。
リチャード:君のことをこれから注目していた方がいいね、きっと、もっと大活躍するだろうから。そう感じるよ。
ケリー、ハヴィエ:うん。そうだね。
リチャード:よろしくね。


 
– go to post
bfmv

『とにかく今はフレッシュな新作を求めて、アドレナリンが体内を駆け巡っている。』
By マシュー‘マット’タック

遂に完成!!新世代メタルの旗手、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン(BFMV)の新作『スクリーム・エイム・ファイア』が届く。2007年、夏の終わりに待望の来日を果たした彼らに、このアルバムについてはもちろんのことアメリカツアーでの成功、はたまたメタルとは?にいたるまでを直撃してみた。これからのBFMVは?そして彼らが行き着く場所とは?さすがに熱狂のライブの翌日とあって、ちょっとお疲れモード気味だったが、ありのままに率直な今の BFMVを彼ら自身が語ってくれたのだ。この日が来るまで温めておいたインタビューの封印が今、解かれる!

まずは、昨日のライブについて聞きたいんだけど、どうだった?

マシュー‘マット’タック(以下、マット):そうだね。とってもよかったんじゃないかな?
全員:イェー!(ちょっとお疲れモード)

去年クアトロでやったライブと今日のライブと比べて、どういう風に違ってきている?どう感じた?

マット:んー、自然に流れてきているよな。世界中をまわって、ライブをするごとにステップアップしてきたし。長い間やってきていろいろ経験してきたし、だから今の自分たちがあり、その中で培ってきたものがあるからこそ、それが俺たちの自信となってる。

集まったKID達をみてどう思った?きっと次に繋がる手応えがあったと思うんだけど・・。

マイケル‘パッジ’パジェット(以下、パッジ):すごいね!彼らも一緒に俺たちの世界に入り込めたんじゃないかな。それに大きな箱だったよな。
マイケル‘ムース’トーマス(以下、ムース):そう、大音響だったな。すっごく楽しめたぜ。
パッジ:そうそう。
マット:これで、今回のアルバムでの日本でのライブは完了したんだ。まあ、ファンの前で同じことをするのってつまらないし、ばかげたことだと思うからさ、まずないと思うけど・・(笑)。次の機会には前よりももっとスケールアップしたショウをひっさげて戻ってこられたらいいなって。来年発売されるアルバムでまたここに戻ってきて、もっと大きなショウができればと思う。そのつもりだしな。
パッジ:だな!