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『今の僕ら? まさに、マークに指輪を外して破壊させようとするところかな(笑) 』
by リック・マックマーレイ

2週間に一度、MP3と1,000枚限定の7インチで26曲を1年間でシングル・リリースするという前代未聞の企画をやり遂げ、見事『A to Z』を完結したASH。配信と7インチレコード、そしてアルバムというように、すべてのファンの楽しみ方にマッチするやり方でより早く彼らの音楽を届けることができた。そしてそれは、ファンをより身近に感じることとなる。その経緯も含め、ASHの世界に少しだけ飛び込んでみた。ASH号の冒険はいかに?

今日はミュージック・ギア流、ASHのA to Zということでインタビューしたいと思っているんだけど、いいかな?

ティム・ウィーラー(以下、ティム):OK!! クール!!それは面白そうだね。

リック・マックマーレイ(以下、リック):何から話そうか?

まずはアルバムのことを。『A to Z』がこうやって完結した今の気分はどう?

ティム:最高の気分だね!自分たちのことを誇りに思っているよ。

ASHは早くから、配信(ダウンロード)メインでのビジネスを展開をしているんだけど、実際、今、どんな感じで進んでいて、前と比べて何が違っている?

ティム:うん、より直接的にファンに曲を届けられるようになったって実感しているよ。

リック:そう。常にファンとの関係が継続的に持てるようになった感じがすごくする。各曲とも2週間ごとに出しただろ〜、するとすぐにファンからフィードバックが来るんだ。「この曲,最高!!」とかね。そういった反応がすぐ返ってくるのは嬉しいよ。まあ、それがファンの生活の大きな部分になっちゃったみたいなんだけどね(笑)。昔で言う手紙のやりとりみたいだよね。実際は、2週間ごとにダウンロードするのがたぶん、面倒だったと思うんだよね(笑)。だけど、ほんとファンにより近づいた感じがすごくするよ。


 
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『メイレイが作り出す美しいメロディにダンス音楽とロックとを融合させたサウンド、それが今のメイレイなんだと思う。』
byリッキー・サンズ

ニュー・アルバム『ザ・マスカレード』のプロモーションのために、来日を果たしたメイレイに直撃!10月の日本公演を前にショウケースで素晴らしいライブを観せてくれた彼らをミュージック・ギアは本気で応援したいと思った。いいアルバムというか、いい曲が少なくなったと思われる今、デビュー・アルバムで美メロ・バンドの称号を手にしたメイレイの新作はこれまで以上に彼ららしいアルバムになっていた。では、その彼ららしいアルバムとは?

メイレイと言えば、やはり“永遠のハーモニー”で、本当に何回聴いたか判らないくらい、今もよく聴くし、カラオケでも歌うし(笑)。本当にいい曲だよね。

全員:ありがとう!!

だからよけいに、今度の新作が出ると聞いたとき、あの“永遠のハーモニー” を超える曲がそこにあるのかなと勝手に心配したりして、なんか我が子を見守る母親のような気持ちだったわ(笑)。

クリス・クロン(以下、クリス):おお、ママ、ありがとう!

全員:(爆笑)


 
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『このアルバムでは世の中で起きていることに関する俺の気持ちや感情を表現したんだ。』
by スティーヴン・ジェンキンス

<夏フェス直前スペシャル!!>
いよいよ夏フェスが始る。もしあなたがフジ・ロックに行くのなら是非、このバンドをチェックして欲しい。行かない、もしくは行けない人はこのバンドの曲に触れてみて欲しい。このバンドの熱狂的ファンの人は彼らと一緒に弾けて欲しい。このバンドとは、サード・アイ・ブラインドのことだ。90年代の米音楽シーンを面白くしてくれたバンドであり、そのメロディは一度聴くとまた聴きたくなるほどに。また先頃、6年ぶりに『アーサ・メイジャー』というゴキゲンなアルバムを出した彼ら。今回、そのフロントマンであるスティーヴンとついにご対面となった。その内容たるやバラエティーに富んでいる。彼の頭の中に少しだけインしてみた。

—前置きとしてー

このインタビューに入る前に、私とサード・アイ・ブラインドの関係を述べておこうと思う。私は90年の終わりにアメリカにいた。その頃は、車でラジオをつねに聴きまくっていた。そのラジオからよく流れていた曲のひとつが『セミ・チャームド・ライフ』(今回やっとこの曲タイトルを知ることになる)だったのだ。ゴキゲンなチューンにノリノリだったにも関わらず、曲名もバンド名を知ることはなかった(当時の私のヒアリング力では聞き取れなかったし・・)。あれから10年以上の歳月が流れ、時折、あの曲はなんていう曲だったけ?と思い出しながらも、そのままになっていた。そして、彼らの6年ぶりの新作『アーサ・メイジャー』と素晴らしいベスト盤がレーベルさんから届けられて「ああ!!!この曲!!」となり、取材となる。話はそこから始った・・。

 

まず、お詫びをしなきゃ。じつは、今回のアルバムを渡されるまで、サード・アイ・ブラインドというバンドを知らなかった。でも、90年代の終わりのアメリカでの私の思い出の曲として“セミ・チャームド・ライフ”があり、“ネヴァー・レット・ユー・ゴー”もあり・・。でも、その曲の正式なタイトルもバンド名も知らずにいて・・。当時はなんだかんだとあり、そして月日が流れ、ミュージック・ギアを立ち上げ、思い出の曲を歌っているアーティストに出会うって、まさしく意味のあるタイミングなんだなぁ〜と(笑)

スティーヴン・ジェンキンス(以下、スティーヴン):わぉ。そうだったんだ。ありがとう!素晴らしいね。その頃は確かにラジオで何度も流れていたと思うよ。インタビューにそういうバックグランドがあるって面白いよ。巡り巡って今ってことだ(笑)。


 
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『双方の会話みたいなものから生まれるライブの空気感がたまらなく好きだね。』
by ティム・フォアマン

朝からハイテンションでやって来たスウッチフットのメンバー。しかも、全員でのインタビューが出来るなんて嬉しいの一言。久しぶりの日本公演とあって彼らの意気込みも伝わってくるし、彼らの彼ららしい絆の強さも感じることができた。いいバンドだなぁ〜と本当に思える数少ないバンドかもしれない。もちろん、そういうバンドの音楽も素晴らしいに決まっているじゃん!と声を大にして言いたいとこなんだけど、いい人達=いい音楽とは限らないかもしれないよね。また、いい人達=売れるバンドとも限らないんだよね、残念ながら・・。だけど、そうであって欲しいとどこかで思っているわけで・・。で、今回は胸を張って、声を大にしてそう言い切れるバンドを紹介。そう、それがこのスウッチフットだ。そして、今回も飾らない彼らの姿に直面した。

また会えて嬉しい!!

ジョン・フォアマン(以下、ジョン):うん。また会えて嬉しいよ!今日は友人を紹介したくって、ジェロームとドルゥだ。

ジェローム・フォンタミラス(以下、ジェローム):コンニチハ!

ドルゥ・シャーリー(以下、ドルゥ):よろしく!

ティム・フォアマン(以下、ティム):それに、これが今回での一番最初のインタビューになるんだよ。

チャド・バトラー(以下、チャド):今日はどんな話になるか、僕たちもすごく楽しみにしているんだ。

ジョン:さあ、何から話そうか(笑)

前回はスウィッチフットのこれまでについてを波に例えたんだよね。で、今日はライブについて・・。今夜いよいよライブなんだけどどんなライブになる?

ジョン:これは僕たちにとってもすごくユニークなショーになると思うんだ。新しいアルバム『ハロー・ハリケーン』の曲をトラック1からトラック12まで順番通り始めから終わりまでプレイして、その後に、これまでの出したアルバムから6曲をやる予定なんだ。だから、僕たちはとってもエキサイトしていて、こういう直接手渡しみたいな形で新曲をまるごと日本のみんなに届けるやり方をあえてして“グッド・オールドファッション・スウィティー・アメリカンロックンロール”を確実に感じてもらえるようにしてるんだ(笑)。


 
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ブルーズも、確かに鳴ってはいる。しかしそれは、かつてそうだった主軸としての役割を果たすブルーズだけでなく、時には通奏低音のごとくアルバムをひそやかに繋ぐ役割に徹するかのように、ブルーズが「使われている」曲もある。つまりは、このバンドにとっては歴史を現在に鳴らすことが目的でないことが、わかりやすくついに明らかになったわけだ。英国の若き白人男性たちによるブルーズ・バンドとして話題になりつつ、1枚のアルバムを残し22‐20sが解散したのは約4年半前のこと。「ブルーズ」にカテゴライズされすぎ、意にそぐわぬほど中高年齢層の前でのライヴを繰り返させられたりと、解散を表明する直前の彼らは、自分たちにとってのブルーズはこれではない、という想いとともに疲れ切っていた。

取材に答えてくれたマーティン・トリンブル(Vo&G)によれば、疲れと絶望をいやしたバンドはごく自然に、再結成への道を歩んだようだ。ブルーズから離れようと思った時期もあったが、幼いころから親しみ憧れ、そこに自由な思考と伸びやかな感情の発露を感じた彼らにとっては、最終的に導かれるかのように、ブルーズ的な曲へと戻っていったことは興味深い。新メンバーとしてギタリストを加え、胸をかきむしるようなミドル・テンポの曲など曲調もより多彩になり、そして全員の演奏が怒りから慈しみまで幅広い感情を体現している。ようやく20代半ばになったばかりの4人が作った『シェイク/シヴァ/モウン』を前に、この才能が消えずして良かったと心から感謝せずにはいられない。今年のフジ・ロックでの来日も決定、あのプレイを伝説のままにしておく手はない。目撃せよ。

インタヴュー:妹沢奈美

具体的に、どの段階でどういうきっかけで、このメンバーで一緒に再び音楽をやろう、というモードになったんでしょう。

マーティン:(解散してからも)グレン(・バータップ:B)とはずっと連絡を取り合っていたよ、昔からの親友だからさ。バンドが解散してからもオレはギターでチョコチョコ曲作りを続けていて、グレンと二人でイギリスに戻り、いくつかの曲のレコーディングをしてみた。その時の原形は、今作にも入っている。先を見据えてというよりは、やりたいからやったんだけどね。真面目に取り組んでいたというよりは、楽しんでた。その後もまたイギリスに戻ってきたときに、元のマネージメントが所有しているスタジオを使わせてもらってジェームス(・アーヴィング:Dr)に声をかけてみたんだ。仲たがいしたわけじゃなかったし。それで来てもらい、新曲をいくつか演奏したらかなり良くて、まあそこから始まった感じだ。ジェームスは当時、別のバンドに入っていたからそっちも続けながらオレたちとも時々演奏しているうちに全てがうまくはまって。クサイかもしれないけれど、活動休止していたのがウソのようだった。そんな感じで再結成したんだ。